飲料世界大手英ディアジオは5月14日、責任ある飲酒慣行の推進のため、国連訓練調査研究所(UNITAR)と協働し、飲酒運転防止のための体験型レクチャー「WRONG SIDE OF THE ROAD」を開始した。英国では5月、北米、ケニア、南アフリカ、インドでは12ヵ月以内に展開する。
ディアジオは、長年にわたり責任ある飲酒慣行を推進。消費者の飲酒運転に対する態度の変革に取り組んでいる。同社は、2030年までに消費者500万人の飲酒慣行の変革を目標として掲げており、今回のアクションはその一環。
今回開発したレクチャーでは、消費者啓発のため、飲酒を伴うパーティー後の運転、飲酒後の朝の運転等、3本のシナリオを提示。両者は、事前録画した飲酒運転者とのビデオコール形式の動画を放映した。シナリオ内では、参加者に対し、「運転に際してプレッシャーを感じるか」「何が脳裏によぎったか」「あなたの家族はどのような反応をしたか」等を質問。レクチャーの最後には、参加者に対し、学びの要点とその他のオンラインリソースへの案内を提示する。
英国では、飲酒運転での死者が過去10年間でワースト1位だったと推定され、世界中の道路上での死亡の5%から35%が飲酒関連という。両者は今回開発したレクチャーを通じ、参加者に飲酒による悪影響の理解を促進する。
【参照ページ】Diageo and UNITAR launch new hard-hitting anti-drink drive learning experience
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