ファーストフード大手米バーガーキングは5月4日、フォーク、スプーン、ナイフ、ストロー、飲料カップの蓋、ナプキン、ポテトのケース「Frypods」、バーガー「ワッパー」の包み紙の8アイテムで、環境フットプリントを削減した「グリーン・パッケージ・パイロット・プログラム」を、米フロリダ州・マイアミの直営51店舗で開始したと発表した。
今回のプログラムでは、フォーク、スプーンマイフは植物由来のプラスチック「cPLA」、ストローは植物由来の素材と紙製、再生繊維100%のナプキン、再生可能な無漂白のバージン板紙で作られたFrypodsを採用。ストローが不要な蓋も導入し、うまくいけば同社の全米店舗で発生している使い捨てストロー年間5億個を削減でき、二酸化炭素排出量を910t削減できる。またバーガー包み紙では、紙消費量を13%削減できるものと、34%削減できるものの2種類を検討する。
今回の実証導入では、顧客から直接フィードバックを取得しながら、サプライヤーとの仕様協議を進める。パイロット・プログラムが完了した後は、全国展開の計画を練る。
同時に、Loopと協働して進める、使い捨て包装・容器を削減し、再利用可能な容器で食品を提供する実証も、ニューヨーク、ポートランド、東京で進める。コカ・コーラやクラフト・ハインツとも連携しながらアクションを進めていることも明らかにした。
【参照ページ】Burger King® Rolls Out Green Packaging Pilot Program
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