IT世界大手独SAPと米アクセンチュアは4月26日、両社の数十難関の業務提携を発展させ、事業に全面的にサステナビリティを統合することで協働すると発表した。事業及びバリューチェーン全体を通じて、新たな価値を追求する。
今回の発表は、SAPのテクノロジーと、アクセンチュアのコンサルティング事業を組み合わせ、企業顧客向けに、サプライチェーンの脱炭素化や、4.5兆米ドルの経済効果をもたらすといわれるサーキュラーエコノミー型ビジネスモデルへの転換を加速させること支援。製品設計から製造までのサステナビリティ指標マネジメントを行うためのデータソリューションや、容器・包装に関する新たな法規制や拡大生産者責任(EPR)にも対応する。
またアクセンチュアは、製品ライフサイクルでのカーボンフットプリントを測定・管理するためのSAPのイニシアチブ「Climate 21」を支援。また、両社は、SAPのスタートアップ・アクセレレーター・プログラム「SAP.iO Foundries」を共同運営し、特にB2Bのスタートアップが、炭素トラッキング、炭素取引、省資源、気候リスクトラッキング・緩和、サーキュラーエコノミーの分野でデジタルトランスフォーメーション(DX)を起こせるようにするサポートを行う。すでにベルリンとミュンヘンで開催された同プログラムでは、13社が選出されており、今後アクセンチュアからのサポートも受けられる。
【参照ページ】Accenture and SAP Extend Partnership to Help Companies Accelerate Sustainability Transformation, Drive New Sources of Value and Lead in the Circular Economy
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