関西電力子会社の関電エネルギーソリューションと、丸紅子会社の丸紅クリーンパワーは4月27日、秋田港で計画していた石炭火力発電所「秋田港火力発電所」の建設事業を中止したと発表した。事業実現性が見通せないと判断した。
中止した建設計画は、超々臨界(USC)型の石炭火力発電2基。各々が650MWで合計1.3GWの発電所を2015年頃から計画していた。
両社は、今回の中止判断を受け、木製チップ等を活用したバイオマス発電への変更等を検討する模様。しかし、木製チップについても、燃料のサステナビリティの確保が求められており、ハードルは低くはない。
【参照ページ】秋田港火力発電所(仮称)建設計画に係る環境影響評価準備書の縦覧について
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