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【イギリス】バーガーキング、2031年までに植物由来食品の割合を最大50%に引上げ

 ファーストフード世界大手バーガーキングの英国法人は4月中旬、2030年までにスコープ1とスコープ2で二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を、スコープ3で店舗当たりの原単位で2019年比41%減とする目標を発表した。原単位は、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)の基準との整合性をつけた。

 同社は3月上旬、カーボンニュートラルの一環で、2031年までに植物由来の食品の割合を最大で50%にまで引上げ、バーガーキングの主力商品であった牛肉バーガーの割合を削減すると表明。植物由来の代替肉を活用したビーガンバーガーを、牛肉バーガーと鶏肉バーガーの代替商品として投入済み。また、代替肉バーガーでも、現在の肉バーガーと同等の栄養素を持つことにもコミットしている。

 同社は他にも、2030年までに、牛肉、パーム油、飼料大豆、コーヒー、木材、紙の調達での森林破壊をゼロにすることにもコミットしており、全て認証原材料を活用するサプライチェーン改革も実施中。同様にフィッシュ製品での魚の調達も100%に認証品とする。卵生産でも2025年までにケージフリー卵100%を実現する。

 容器・包装は、2025年までに再生可能でリサイクル可能な素材に100%転換し、使い捨てプラスチックは2025年までにゼロ。さらに残るプラスチックについても100%リサイクルする。プラスチック素材での再生素材含有量も30%にまで引き上げる。

【参照ページ】Responsible Business

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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