中古ラグジュアリーブランド委託販売米RealRealは4月22日、同社の委託販売で委託元ブランド企業に支払う手数料が20億米ドル(約2,160億円)以上に達したと発表。商品1,800万点のリユースが実現したという。また、二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)についても、1年前倒して2020年に達成したことを明らかにした。
同社は、リセール事業を通じ、既存商品の循環利用を促進。新商品の過剰製造を削減していると強調。2021年3月31日までに、水消費量の削減貢献量は9億l、二酸化炭素排出削減貢献量では約1.9万tになる見込み。
また同社は2020年、二酸化炭素排出量削減とカーボンオフセットを組み合わせ、カーボンニュートラルも達成した。今後は、サステナビリティ目標の進捗モニタリングのため、環境マネジメントシステムを開発。陸上輸送の積極活用による二酸化炭素排出量の削減や、認証機関から承認を得た廃棄物ゼロ目標を設定し、廃棄物削減を進める。
さらに、事業活動に必要な電力の大半を賄う大規模な再生可能エネルギーの電力購入契約(PPA)も締結予定。オフィスや販促物での紙消費量の削減や、リサイクル素材やFSC認証素材への転換、森林再生や生態系保護を行う環境NGO「One Tree Planted(OTP)」主導の植林イニシアチブの支援等を行う。
【参照ページ】The RealReal Surpasses $2 Billion in Commission Payouts
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら