消費財世界大手米P&Gのトイレットペーパーブランド「チャーミン」は4月8日、森林保護目標「protect, grow and restore」を発表。環境NGOと協働し、事業活動およびサプライチェーン上で高い基準での責任ある森林管理を行うことにコミットした。
P&Gは、2020年に2030年までの目標「アンビション2030」を発表しており、その一つの柱として、調達木材パルプで100%第三者認証を取得することを掲げている。今回のチャーミンのアクションもその一環。
同ブランドの全トイレットペーパーは、今後FSC認証の紙パルプへの切替を実施。森林保全、生物多様性、地域コミュニティや先住民族の権利を担保する。
それと同時に、トイレットペーパーで活用した木材の3分の2以上木々を再成長させるできるようにもする。原生林は活用せず、現在の商業林を適切に管理し、再生しながら紙素材を確保していく。
さらに、純粋な植林活動も行う。P&Gと米森林保護NGOのArbor Day Foundationが協働し、2020年から2025年までに100万本を植樹。対象地域には、山火事等の自然災害で破壊された場所も検討する。
【参照ページ】Charmin® Works to Protect, Grow and Restore Forests
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