米アップルは3月29日、まもなく200ヶ国以上で、同社の独立修理プロバイダーを設置すると発表した。アップルは、サーキュラーエコノミー化の一環として、製品修理の拡充に乗り出しており、今回、アップル製品が展開されているほぼ全ての国で独立修理プロバイダーが選定されることとなった。
アップルは2019年に、iPhoneのみを対象とし独立修理プロバイダーのサービスを北米で開始。その後、カナダや欧州にサービス展開国を拡大しつつ、プロバイダーの立地数を1,500ヶ所以上整備してきた。2020年にはMacも修理対象に加えた。独立修理プロバイダーでは、純正製品と同じ交換パーツを用意しており、アップル店舗とアップル認定サービス・プロバイダー(AASPs)と同じサービスが受けられる。AASPs数も現在世界5,000ヶ所以上。
【参考】【北米・ヨーロッパ】アップル、独立系修理プロバイダーでMac修理も可能に。背景には「修理権」(2020年8月19日)
修理事業者が、独立修理プロバイダーになるには、加盟費用等はないが、アップルの認定技術者から修理技術を認定される必要がある。認定料も無料。認定されると、AASPsと同じ価格で純正部品の調達や、研修の無料受講ができるになる。
【参照ページ】Apple’s Independent Repair Provider program expands globally
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