環境サービス世界大手仏ヴェオリアは3月24日、仏電機大手タレスと協働し、再生プラスチックを活用したSIMカードを開発すると発表した。世界のSIMカード生産量は2020年時点で45億個。SIMカードは使い捨て用途のものも多く、今回、まず電子廃棄物(e-Waste)をリサイクルした再生素材を活用したSIMカード「Eco-SIM」を生産し、携帯電話事業者の環境フットプリントを削減する。
ヴェオリアは、フランスのリサイクル工場で、電気・電子機器廃棄物に多く使用されるプラスチックをリサイクル。再生素材を活用し、タレスがSIMカードを製造する。
またEco-SIMは、再生素材を活用してもなお残る二酸化炭素排出量についても、カーボンオフセットも併用。生産時の二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)の状態で販売される。
【参照ページ】Eco-SIM Card from Thales and Veolia: The SIM card made from recycled refrigerators
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら