セブン&アイ・ホールディングスは3月31日、同社店舗の使用電力を100%再生可能エネルギーに転換するための一環で、NTT子会社NTTアノードエナジーが所有する再生可能エネルギー発電所からの電力をオフサイトPPA(電力購入契約)で4月から導入すると発表した。導入店舗は、セブン‐イレブン40店舗とアリオ亀有。
今回の契約では、NTTアノードエナジーが所有する「千葉若葉太陽光発電所」と「香取岩部太陽光発電所」を、セブン&アイ・ホールディングスが20年間長期専有するPPA契約を締結し、NTTアノードエナジーの子会社の小売電力事業者エネットを通じて、セブン&アイ・ホールディングスに電力を販売する。同社によると、企業・自治体が敷地外の再生可能エネルギー発電所に対し長期間の専有契約を結ぶオフサイトPPAは日本では初という。
また、セブン‐イレブン40店舗とアリオ亀有では、オフサイトPPAの太陽光発電だけでは不足する電力については、エネットが、NTTグループが所有する再生可能エネルギー発電所からのトラッキング付非化石証書を購入。これにより、セブン‐イレブン40店舗とアリオ亀有は、発電所をトラッキングできる形での100%再生可能エネルギー使用店舗を実現する。
【参照ページ】セブン&アイグループとNTTグループの協創で取り組むRE100店舗の実現 国内初オフサイトPPAを含むグリーン電力を一部店舗に導入
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