国際環境NGOのThe Climate Group(TCG)は2月9日、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を目指す地方政府のイニシアチブ「Under2 Coalition」について、2020年の活動報告書を発表した。
Under2 Coalitionは、2015年9月に、米カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州、バーモント州、カナダのオンタリオ州、ブリティッシュコロンビア州、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州、スペインのカタルーニャ州、英国ウェールズ州、ブラジルのアクレ州、メキシコのバハ・カリフォルニア州、ハリスコ州の12地方政府で発足。現在は加盟地方政府は220を超え、人口は13億人をカバーしている。日本では岐阜県のみが加盟。Under2 Coalitionの事務局は、The Climate Groupが務めている。
2020年の活動では、Under2 Coalitionの加盟政府のうち20政府は、2050年カーボンニュートラルをリードする国連キャンペーン「Race to Zero」にも参画。Under2 Coalitionとしても加盟政府でのナレッジを共有するイベントを11月に開催。中南米6地方政府に対しては、「Climate Pathway Project」を通じて、目標設定とロードマップ作成を支援している。
【参照ページ】Under2 Coalition 2020 highlights report
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