経済産業省は3月4日、バイオ医薬品ベンチャーが投資家向けの非財務情報開示を強化するためガイドブック「バイオベンチャーと投資家の対話促進のための情報開示ガイドブック」を策定した。同省として、バイオ医薬品ベンチャー向けの投資を加速させたい思惑がある。
今回同省は、バイオ医薬品ベンチャーは、「多額の研究開発投資が先行する赤字先行のビジネスモデルであることや、事業内容の専門性の高さから将来性の評価が難しい等の要因により、資金調達に苦戦することも多い」との現状認識を説明。投資家が企業の実力や成長性を理解するために必要な情報を、バイオ医薬品ベンチャー自身が積極的に分かりやすく発信していくことが非常に重要とした。
情報開示の推奨項目としては、メンバー・組織体制、事業実績・進捗、創薬パイプラインの詳細状況等を挙げた。バイオ医薬品ベンチャー側と投資家が、今回のガイドブックを活用することで対話が促進されることを期待するとした。
【参照ページ】バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会『バイオベンチャーと投資家の対話促進のための情報開示ガイドブック』を策定しました
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