国際サステナビリティ報告基準策定機関GRIと、Bコーポレーション認証を運営する米B Labは2月24日、企業のインパクト測定の分野でのパートナーシップを発表した。GRIが運営するGRIスタンダードと、B Labが運営するBインパクト・アセスメント(BIA)を連関させていく。
今回の両者は、GRIスタンダードとBIAの関係性や補完関係を示したレポートを発表。サステナビリティ情報開示を主軸に発展してきたGRIスタンダードと、従業員・顧客・コミュニティ・環境分野のインパクト評価を主軸に発展してきたBIAという出自の違う2つのガイドラインを協調させていく狙いを示した。
GRIスタンダードにとって、インパクト観点での幅広いステークホルダーへの評価測定は新しい領域。サステナビリティ情報開示とインパクト評価という2つの大きなテーマでグローバル統一基準策定の動きが高まる中、Bコーポレーションで名高いBIAとの連携を強化し、存在感を高める戦略に出たと言える。
【参照ページ】GRI and B Lab team up on impact management
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