IT世界大手米アマゾンは2月17日、同社と英シンクタンクGlobal Optimismが2019年9月に発足した二酸化炭素ネット排出量を2040年までにゼロにする自主的誓約「気候誓約(Climate Pledge)」に新たに20社が署名したと発表した。
【参考】【国際】マイクロソフト等13社、アマゾンの2040年カーボンニュートラル誓約Climate Pledgeに新規署名(2020年12月11日)
【参考」【アメリカ】アマゾン、2040年までのCO2ゼロ誓約イニシアチブ「Climate Pledge」発足。自ら第1号署名(2019年9月25日)
気候誓約に署名した企業は、「二酸化炭素排出量の定期的な測定と報告」「省エネ改善、再生可能エネルギー、原材料削減等の二酸化炭素排出量削減戦略等本質的なビジネス変革やイノベーションを通じ、パリ協定に沿った脱炭素戦略を実行」「それでも残る二酸化炭素排出量を、追加性があり、定量化可能、実質的で、永続的で、社会に有益なカーボンオフセットを活用し、2040年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにする」の3つを約束する必要がある。
新たに署名した企業は、IBM、オーステッド、UPM、インターフェース、ジョンソンコントロールズ、アクシオナ、アイスランド・フーズ、Generation Investment Management、Vanderlande、Colis Prive、Cranswick、Daabon、FREE NOW、Green Britain Group、Hotelbeds、MiiR、 Prosegur Cash、Prosegur Compañia de Seguridad、Slalom、S4Capital、Vanderlande。これで署名企業は合計で12カ国53社となった。日本企業はゼロ。
アマゾンと気候誓約を共同発足したGlobal Optimismは、クリスティアナ・フィゲレス前国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局長と、トム・リベット・カルナック前UNFCCC上級顧問が共同設立した企業。
【参照ページ】20 New Companies Spanning Agriculture, Renewable Energy, Hospitality, Financial Services, Creative Services, Technology, Forestry, and the Construction Sector Join The Climate Pledge
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