金融世界大手米ゴールドマン・サックスは2月12日、同社初のサステナビリティボンドを発行すると発表した。発行額は8億米ドル(約850億円)。年限5年。金利は0.855%で、5年目だけはコールされなければ、SOFR+0.609%の変動金利に移行する。
今回のサステナビリティボンドの資金使途は、再生可能エネルギー、持続可能な交通、持続可能な食品・農業、廃棄物と素材、生態系サービス、医療サービスのアクセスと革新、十分な教育、財政的インクルージョン、コミュニティ等の9分野での2030年までの投融資及びアドバイザリー業務。
同社は、2030年までに気候変動とインクルージョンに7,500億米ドル(約80兆円)を投じる目標を掲げており、今回発表の9分野は、同社のサステナブルファイナンスに関するコミットメントと合致する。
今回のスキームでは、サステイナリティクスがセカンドオピニオンを担当。ゴールドマン・サックスは、資金使途や定性・定量的な環境・社会インパクトについて年次報告を実施する。
【参照ページ】Goldman Sachs Issues $800 Million Sustainability Bond
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