【中南米】33カ国、サーキュラーエコノミー推進イニシアチブ発足。UNEPやWEF、エレンマッカーサー財団等

　中南米33カ国でサーキュラーエコノミーを推進する国際イニシアチブ「Circular Economy Coalition for Latin America and the Caribbean」が、2月1日に発足した。各国政府の他、企業、NGO、世界経済フォーラム（WEF）や国連環境計画（UNEP）等の国際団体が運営メンバーとして加わる。特に中小企業のサーキュラーエコノミー化をサポートする。

　同イニシアチブは、カーボンニュートラルの実現に向け、中南米地域でのイノベーションと社会実装を促進するため、特に中小企業を重視。政府や企業からのファイナンスを拡大する。国連環境計画（UNEP）が事務局に着任。2022年までの活動期間では、ステアリングコミッティは、コロンビアの環境・持続可能な開発相が議長に就任し、コスタリカ、ドミニカ共和国、ペルーの副大臣が、ハイレベル代表として参加。また戦略パートナーとして、世界経済フォーラム、国連工業開発機関（UNIDO）、米州開発銀行（IDB）、エレン・マッカーサー財団、Climate Technology Centre & Network （CTCN）、Konrad Adenauer Foundation、Platform for Accelerating the Circular Economy（PACE）が参画する。

　同イニシアチブは、加盟機関を募っており、将来的には、中南米33カ国政府、企業、NGO、各国の開発支援機関が加盟するマルチステークホルダー型の団体に仕上げていく。

【参照ページ】Circular Economy Coalition launched for Latin America and the Caribbean
【参照ページ】Circular Economy Coalition for Latin America and the Caribbean

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