英内閣府は1月21日、2021年11月に開催される第26回気候変動枠組条約締約国グラスゴー会議(COP26)の議長国として、同会議で開催したプログラムやイベントに関する募集を開始した。企業、NGO、大学、業界団体、先住民族グループ、若者等から世界的に広く希望を募る。
COPでは、毎回、数多くのサイドイベントが開催されているが、英政府は、政府や国際機関以外も重要アクターと位置づける考え方を鮮明にし、COPでのイベントを盛大に行うことを狙っている。ワークショップの開催や、展示、ライブ配信のセミナー等を幅広く実施する考え。新型コロナウイルス・パンデミック下であることを考慮し、VR技術等を積極活用したオンライン型のアイデアを特に求めている模様。
COP26のイベント会場は、ブルーゾーンと呼ばれる国連が管理する会場「スコットランド・イベント・キャンパス会場(SEC)」と、グリーンゾーンと呼ばれる英政府が管理する会場「グラスゴー・サイエンス・センター」の2つがあるが、今回の募集はの双方が対象。応募締切は3月5日。応募ガイダンスも公表されている。
【参照ページ】COP26 calls for groups to bring climate summit to life
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