中国外交部の華春瑩報道官は1月20日、記者会見の中で、中国医薬集団(シノファーム)、シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)の3社が、新型コロナウイルス・ワクチンの国際配分スキームCOVAXに加盟することを申請していることを明らかにした。
【参考】【国際】コロナ禍でワクチンナショナリズム発生。世界経済フォーラム、最も経済合理的なのは国際協調(2021年1月11日)
【参考】【国際】WHO、新型コロナ変異種で人々に落ち着くよう呼びかけ。COVAXはワクチン20億回分の配分確保(2020年12月22日)
3社のうち、中国医薬集団(シノファーム)とシノバック・バイオテック(科興控股生物技術)の2社については、すでに世界保健機関(WHO)もワクチン完成を認識。すでに中国国内だけでなく、ブラジル、インドネシア、トルコ、エジプト、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)等でも接種が始まっている。康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)のワクチンは、臨床試験の最終段階に入っている。
COVAXには、ワクチンを受け取る側の各国の政府と、ワクチンを供給する企業側の双方が加盟するスキーム。中国政府としてはすでに2020年10月にCOVAXに加盟している。
【参考】【中国】政府、新型コロナワクチンの国際分配スキームCOVAXに加盟。人口均等配分を期待か(2020年10月16日)
【参照ページ】2021年1月20日外交部发言人华春莹主持例行记者会
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