世界銀行は11月16日、国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成状況を示したツール「SDGsアトラス」の2020年版を発表した。今年のアトラスは、ウェブ版で開発され、データ視覚化を通じて進捗状況を分かりやすく説明している。
同ツールは、世界銀行の世界開発指標(WDI)に収録されたデータの他、世界各地の科学者や研究者による最新のデータも分析対象としている。ツールでは、SDGsの17のゴール毎に基本的な観点を解説するとともに、各ゴールで重要なデータを提示。その上で、自分自身で自由に編集、比較等の操作が行えるようになっている。国別のデータ表示も可能。
世界銀行は、今年のアトラスについて、「語りかけのアプローチを用い、各ゴールの中の特定のターゲットについて掘り下げ、SDGs達成に向けた傾向を明らかにした」とこだわったところを強調した。データがある場合には、新型コロナウイルス・パンデミックがSDGsや傾向にどのようなインパクトをもたらすかについても示した。
【参照ページ】持続可能な開発目標(SDGs)アトラス2020年版:創造的ビジュアルを用いた事例紹介と分析
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