日本製鉄と資源採掘世界大手英豪リオ・ティントは12月16日、製鉄バリューチェーンでの二酸化炭素排出量削減に向け共同で実証を進める覚書を締結した。日本製鉄の製鉄技術とリオ・ティントの鉄鉱石処理技術を統合し、低炭素型の革新的な鉄鋼製造プロセスを確立するという。
リオ・ティントは2月、2050年までに自社事業での二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を発表。今後5年間で約10億米ドル(1,100億円)を投資すると発表している。
【参考】【イギリス・オーストラリア】リオ・ティント、2050年までにカーボンニュートラル。役員報酬も連動(2020年3月3日)
一方、日本製鉄は、一部報道では、2050年カーボンニュートラルを決定したとあるが、まだ公式には発表していない。今回の発表でも、日本製鉄は、日本政府が発表した2050年カーボンニュートラルについては賛同する意向を示しつつ、自社としては「2030年、2050年に向けた中長期のCO2削減シナリオについて検討をおこなっている」と述べている。
【参照ページ】日本製鉄とリオティント、気候変動に関する覚書を締結
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