気候変動緩和のための企業・NGOイニシアチブExponential Roadmapは12月12日、同イニシアチブが運営するサプライチェーン全体での1.5℃目標達成推進グループ「1.5℃サプライチェーン・リーダーズ」に、ネスレ、テレフォニカ、Ragn-Sellsの3社が新たに加盟したと発表した。これで加盟企業は計8社となった。
1.5℃サプライチェーン・リーダーズは、9月に発足。サプライヤーでの二酸化炭素排出量を2030年までに半減、2050年までにネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)にコミットし、加盟企業間でのナレッジ共有や協働を進めている。
【参考】【国際】企業・NGO連合Exponential Roadmap、2030年までのCO2半減に向け36のソリューション提示(2019年9月26日)
発足時の加盟企業は、ユニリーバ、エリクソン、イケア、BT、テリアの5社。今回3社が新たに加盟し計8社となった。8社の売上合計は、2,840億ユーロ(約36兆円)。同グループは、国際商業会議所(ICC)、We Mean Business、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局の国際キャンペーン「Race to Zero」からも支援を得ている。
また、Exponential Roadmap、ICC、We Mean Business、Race to Zeroの4機関は、中小企業の気候変動アクションを加速させるため、二酸化炭素排出量を2030年までに半減、2050年までにネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)にコミットする中小企業を募る「中小企業・気候コミットメント(SME Climate Commitment)」を発足しており、1.5℃サプライチェーン・リーダーズもサプライヤーに同コミットメントへの自主加盟を促している。
【参照ページ】Nestlé, Telefónica and Ragn-Sells join “1.5°C Supply Chain Leaders”.
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