鉄鋼サステナビリティ国際団体ResponsibleSteelは12月9日、製鉄世界大手韓国の現代製鉄が同団体に加盟したと発表した。9月のタタ・スチール加盟に、現代製鉄が続いたことで、同団体のプレゼンスが大きく高まってきた。
同団体の現在の正会員企業は、製鉄大手ではタタ・スチール、アルセロール・ミタル、現代製鉄、資源大手ではBHP、アングロ・アメリカン、製造業大手ではBMW、ロンドン・ヒースロー空港、金融機関ではHSBC、レンドリース等。まだ関連の国際業界団体も賛助会員として参画している。またNGOも正会員資格があり、CDP、We Mean Business、The Climate Group、IUCN(国際自然保護連合)、マイティー・アース等も加盟している。
現代製鉄は今回、ESGマネジメント強化の点で、世界をリードしていくと表明。ResponsibleSteelへの加盟で、市場や社会からの信頼を確保していくと語った。
またノルウェーの第三者認証大手DNV GLが同日、ResponsibleSteelの監査実施機関に加わった。すでにAFNOR Certification、ERM CVS、GUTcertの3社が監査ライセンスを受けていたが、大手のDNV GLの参入で同団体のサステナビリティ認証「ResponsibleSteel Standard」の存在感がさらに増す展開となってきた。
【参照ページ】Hyundai Steel joins ResponsibleSteel
【参照ページ】DNV GL becomes an approved ResponsibleSteel certification body
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