欧州ガラス容器業界団体の「欧州ガラス容器連合(FEVE)」は11月24日、ガラス容器の環境・健康ロゴマーク「ガラス・ホールマーク」をリリースした。容器での脱プラスチックが進む中、食品、化粧品、医薬品等でガラス容器の環境及び健康性能をアピールする狙い。
今回のロゴマークは、FEVEが2019年にマーケティング調査Insites Consultingに検討を依頼したことが発端。FEVEは、環境や健康への関心が高まる中、ガラス容器が本来備えている高い環境・健康性能をアピールするための国際ロゴマークを作成したいと考えており、FEVEは「安全」「内容物と反応しない」「100%リサイクル可能」の3つの訴求ポイントと位置づけた。
そして、クリエイティブを検討するため、同社のクリエイティブ・クラウドソーシング「Eyeka」を活用し、38ヶ国から130のロゴ案を収集。欧州5市場で2,500人の調査から意見を集め、最終的なロゴマークを決定した。
Insites Consultingは、ロゴマーク検討の過程で、欧州13ヶ国10万人に対する調査も実施。消費者の42%は、ガラスは他の容器よりもリサイクルが可能と認識しており、ガラス容器のものを購入すると回答。また30%は、内容物と反応しない健康安全面からガラス容器のものを好むと回答していた。
【参照ページ】Glass industry launches new sustainability hallmark for people and planet and invites brands to join forces
【参照ページ】Co-creating a new glass hallmark for people and planet
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