ESG評価世界大手欄サステイナリティクスは11月12日、機関投資家向けに、投資運用ポートフォリオのインパクト測定・モニリングツール「Sustainalytics’ Impact Metrics」をリリースした。インパクト重視のファンドを作りやすくする。
同ツールは、サステナイナリティクスが実施している約12,000社のESG関連データを活用し、国連持続可能な開発目標(SDGs)等のテーマを基に40指標でインパクトを測定することができる。
測定項目の大分類は、環境テーマで「気候変動」「生態系」「資源安全保障」の3つ、社会テーマで「人材開発」「ベーシック・ヒューマン・ニーズ」の2つ、並びに「リーダーシップ・協働」のガバナンステーマの合計6つ。そこからさらに細かく、製品・サービス観点で25指標、経営観点で15指標の合計40指標に分かれている。
同社は、Sustainalytics’ Impact Metricsとは別に、製品・サービス観点だけに特化したインパクト測定「Sustainable Products Research」も同時にリリースした。
機関投資家でのESG考慮は、従来はリスク回避の観点が中心だったが、サステイナリティクスは、プラスのインパクトを追求する動きも今後強まるとみている。
【参照ページ】Sustainalytics’ Impact Metrics Help Advance Investor Reporting on Sustainable Investments
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