食品世界大手米ゼネラル・ミルズは10月29日、新型コロナウイルス・パンデミックにより食料不安が倍増すると予測される中、食料対策に取り組むNGO複数に合計400万米ドル(約4.2億円)寄付すると発表した。
同社は3月、ゼネラル・ミルズ財団を通じ、1,000万米ドル(約10.5億円)をNGOに寄付。今回は、パンデミックの影響を踏まえた追加寄付となる。対象のNGOは、Global FoodBanking Network、European Food Banks Federation、Second Harvest Heartland、Global Child Nutrition Foundation、フィーディング・アメリカ等。
寄付金のうち200万米ドル(約2億円)は、食料品店、飲食店、農家、食品会社から地域の慈善団体に対する余剰食品の寄付を容易にするモバイルアプリ「フィーディング・アメリカ」の機能拡張に活用。食料を必要とする人々と食糧のマッチングを増強し、食料システムの持続可能性、公平性、レジリエンスの向上に取り組む。
また同社と同社財団は2020年、5,000万米ドル(約52億円)の現金寄付の他、食料4,000万米ドル(約42億円)以上相当を提供済み。グローバル全体で、飢餓を緩和し、食料安全保障の確保を支援している。
【参照ページ】General Mills and its Foundation expand COVID-19 charitable response to $14 million due to growing hunger rates
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら