金融情報世界大手米リフィニティブは10月19日、国のESG評価「リフィニティブ・カントリー・SDGsスコア」をリリースした。国別のESG評価は、機関投資家の間で、国債投資や、株式や社債の投資先地域を分析する際に需要がある。リフィニティブの情報端末「リフィニティブ・エイコン」の中で閲覧できるようにする。
今回のリフィニティブの国別ESGスコアは、210ヶ国・地域をカバー。国連持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールと148の指標を活用し、合計242の詳細の指標で構成している。データは年次更新。複数の国が同スコアとなった場合は、投資家の観点で詳細分析を行い、順位を明確にする。
リリース時点での順位で、首位はノルウェー。日本は20位。
- ノルウェー(9.25)
- 英国(9)
- スイス(9)
- スウェーデン(9)
- オランダ(9)
- アイスランド(9)
- ドイツ(9)
- デンマーク(9)
- フィンランド(9)
- フランス(9)
- なし(記載ミスの可能性あり)
- オーストリア(9)
- モナコ(9)
- チェコ(8.75)
- ベルギー(8.5)
- ルクセンブルク(8.5)
- オーストラリア(8.5)
- ニュージーランド(8.5)
- エストニア(8.5)
- 日本(8.5)
データソースは、リフィニティブの「カントリーリスク・ランキング」、世界経済フォーラム、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、オックスフォード・エコノミクス、EIU、トランスペアレンシー・インターナショナル、Ifo経済研究所、グローニンゲン大学。
【参照ページ】Refinitiv debuts country sustainable development scores to measure how extensively a country meets UN SDGs
【画像】Refinitive
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