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【国際】国連のファッション業界気候行動憲章、二酸化炭素排出量削減ガイドブック発行

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局が運営する「ファッション業界気候行動憲章」は9月15日、独Partnership for Sustainable Textilesと協働で、ファッション業界向けの二酸化炭素排出量削減ガイドブック「気候アクション・プレイブック」を発行した。ドイツ経済協力開発省のドイツ国際協力公社(GIZ)が作成資金を拠出した。

【参考】【国際】「ファッション業界気候行動憲章」制定。アパレル大手40社以上が署名。日本ゼロ(2018年12月14日)
【参考】【国際】アパレル大手86社、2050年までのカーボンニュートラル宣言。サプライヤーにも石炭エネルギー使用停止求める(2019年12月19日)
【参考】【日本】ファストリ、ファッション業界気候行動憲章に署名。日本企業では2社目。脱石炭火力も(2020年1月16日)

 今回のガイドブックは、気候変動対策アクションの分野で遅れて企業向けに、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を実現するためのアクションを整理したもの。気候変動が業界にもとらす影響や、業界として打つべき対策を提示した。

 同ガイドブックは全8章構成で、二酸化炭素排出量の削減目標設定手法や実現するためのアクションを伝えるほか、サーキュラーエコノミーについても1章を割いた。

 ファッション業界気候行動憲章には、現在112社が加盟。日本企業では、アシックス、ファーストリテイリング、YKKが加盟している。

【参照ページ】Signatories of the Fashion Industry Charter Launch Guide to Support Collaborative Climate Action

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