医薬品世界大手米ジョンソン・エンド・ジョンソンは9月21日、同社絆創膏ブランド「バンドエイド」が、新型コロナウイルス感染症対策分野で国際人権NGOケア・インターナショナルと協働するパートナーシップを締結したと発表した。
今回のパートナーシップでは、患者の看護を行う医療機関従事者に対し、食事や医療用防具(PPE)、デリバリーサービス等を提供する同NGOの活動「ケア・パッケージ」に、バンドエイドが10万米ドル(約1,050万円)の寄付を実施。加えて、バンドエイドは今後100日間、「ケア・パッケージ」に消費者からの寄付も募るプログラム「カスタム・バンドエイド・ブランド x ケア・パッケージ」を展開する。
消費者からの寄付プログラムでは、複数の寄附金額メニューを用意した。
- 28米ドル(約3,000円)で、医療用防具(PPE)の寄付
- 35米ドル(約3,700円)で、マスターカードのギフトカードの寄付
- 58米ドル(約6,100円)で、医療用の衣服、医薬品、医薬品携帯用のクーラーボックス等のスターターパックの寄付
- 70米ドル(約7,400円)で、ドライバー6人を支援し、社会的に弱い立場にある人々へ重要な物資や食事を配送
- 92米ドル(約9,700円)で、おむつ、石鹸、毛布、ベビーバス等を4世帯へ寄付
ケア・インターナショナルは、第二次世界大戦中に負傷兵を治療するための救援物資「ケア・パッケージ」を戦地に送る活動として発足。一方、バンドエイドは、1920年に調理中に怪我をした妻を看護していたジョンソン・エンド・ジョンソンの従業員が開発し、今年で100周年を迎える。その後バンドエイドは、治療のシンボル・アイコンとして使われてきている。今回のパートナーシップは、現在「前線」で奮闘している医療従事者を両社で協働支援するというブランドストーリーも生み出している。
【参照ページ】BAND-AID® Brand Delivers Modern Day “CARE Packages” to Frontline Workers
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