サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団は9月21日、企業調達においてサーキュラーエコノミーを組み入れるためのガイドライン「サーキュラーエコノミー調達フレームワーク」を発表した。同ガイドラインでは、調達方針で遵守すべき原則や実践的なアドバイスを示した。
エレン・マッカーサー財団は、サーキュラーエコノミーを実現するための原則として「廃棄物と汚染物質を出さない製品・サービス設計」「製品や素材の価値を最高水準まで引き出す」「自然環境システムを再生する」の3つを提示。その上で「戦略」「調達行動」「契約管理」の3つの観点から、合計で15のステップを示した。
(出所)Ellen Mckerthur Foundation
同ガイドラインは、セクター、企業規模、地域等を問わず活用できるものとして策定された。今後は同ガイドライン活用のケーススタディを発表していく予定。エレン・マッカーサー財団は今回、サーキュラーエコノミーの実現に向け、すでに積極的な企業だけでなく、出発点にいる企業も含め、同フレームワークを調達行動に統合するよう呼びかけた。
【参照ページ】Building better growth — Foundation launches new resource for businesses
【参照ページ】Circular economy procurement framework
【フレームワーク】Circular economy procurement framework
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