アマゾンは、英国のレビュー投稿数上位10人のうち7人のレビューを2万件削除したと発表した。報酬目的でレビューを書いており、正当なレビューではないと判断した。英紙フィナンシャル・タイムズが9月5日、報じた。
今回の一連の動きは、フィナンシャル・タイムズの調査報道と関係している。同紙は、英国でレビュー投稿数トップのジャスティン・フライヤー氏が、中国の無名ブランドの製品を購入して5つ星評価を平均1時間に1回投稿し、報酬を受け取っていることを突き止めた。報酬では、製品の無料獲得や値引購入の恩恵を受けていたという。
同氏はレビュー投稿した製品の総額は15,000ポンド。すぐにeBayで総額20,000ポンドで売却していた。フィナンシャル・タイムズは、レビュー投稿数上位10人のうち9人に同様の疑いがあるという。
同紙によると、フライヤー氏の中国ブランドへの投稿行為は2月からみられたという。8月には、ユーザーの一人が行為を発見し、ジェフ・ベゾスCEOにメールを対策を促す送付したが、無視されていた模様。しかし同紙に報道により、アマゾンが対策に動いたととみられる。
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