ブラジル中央銀行と気候債券イニシアチブ(CBI)は9月14日、ブラジル金融セクターでのサステナブルファイナンス推進や社会・環境及び気候変動リスクの統合を目的とする覚書を締結したと発表した。
今回のパートナーシップでは、両者が知見やベストプラクティスを共有し、特に国際基準やタクソノミーをブラジル中央銀行の業務の中に組み入れていることを目指す。また気候変動や社会・環境リスクを測定、緩和するためのツールの開発も進める。
同パートナーシップの調印式には、ブラジル中央銀行とCBIの代表の他に、ブラックロックのラリー・フィンクCEO、ムーディーズのキャロラ・シューラー・ディレクター、イングランド銀行総裁のマーク・カーニー国連気候アクション・ファイナンス特使も参加した。
CBIは、EUタクソノミー政策の議論を主導した組織。ブラジルでタクソノミー策定議論が大きく動き出すとみられる。
【参照ページ】Climate Bonds & Banco Central do Brasil sign agreement to develop sustainable finance agenda: New partnership to share technical knowledge on climate & financial sector
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