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【国際】CBI、2020年上半期のグリーンボンド統計発表。新型コロナ禍で29%減。中国・米国で特に減少

 グリーンボンドの国際基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は8月31日、2020年上半期のグリーンボンド発行統計を発表。新型コロナウイルス・パンデミックの影響で起債そのものが減少し、グリーボンドの発行も前年比26%減の916億米ドルだった。

 グリーンボンドの発行金額の国別ランキングは、昨年に続き、首位米国、2位フランス、3位オランダ、4位はドイツで、中国を抜き1つ順位を浮上した。前年比では、中国が約50億米ドル減、米国が40億米ドル減が大きかった。一方、日本は発行額が増えた。

 グリーンボンドの発行件数は、世界全体で436件。国別では、米国145件、スウェーデン56件、日本34件、ドイツ27件の順。また先進国での発行が82%を占めた。またグリーンボンド国債の発行は14%を占め、2020年も堅調だった。

 しかし、CBIによると、投資家側からの購入意欲は旺盛で、発行に対しては注文が多く集まった模様。

 引受投資会社のリーグテーブルでは、上位からバンク・オブ・アメリカ、シティグループ、JPモルガン・チェース、BNPパリバ、モルガン・スタンレー、クレディ・アグリコル、バークレイズ、ING、ソシエテ・ジェネラル、HSBC、ドイツ銀行、ゴールドマン・サックスの順。
 
【参照ページ】Green Bonds H1 2020 Update: $91.6bn Green Bonds & Loans:1,000 green issuers milestone reached: Outlook for 2020 remains positive

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