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【国際】カーギル、船舶CO2削減でZeroNorthに出資。ラテン系米国人コミュニティ支援も

 食品世界大手米カーギルは9月2日、船舶運航の二酸化炭素排出量削減ソフトウェア開発ZeroNorthに出資すると発表した。カーギルは2019年から同社のソフトウェアを活用していたが、今回出資に踏み切った。

 ZeroNorthは2015年、海運大手マースクタンカーズから分社化する形で創業。そして6月、タンカーやドライバルク海運でのソフトウェア提供を進めるため新たな出資を募っていた。今回顧客であったカーギルが出資に応じ、事業戦略の推進の役割を果たすこととなった。これにより同ソフトウェアの導入船舶数は約1,000隻まで増える見込み。

 また、カーギルと同社傘下のラテン系食品Rumba Meatsは9月1日、ラテン系米国人支援団体「United States Hispanic Leadership Institute(USHLI)」との協働を発表。大学・職業訓練学校教育への25種の奨学金を提供し、一人あたり1,000米ドル(約11万円)の奨学金を支払うことを表明した。

 USHLIは、1982年にラテン系米国人の教育支援団体として設立。一方、Rumba Meatsは2020年上旬、米ヒスパニック商工会議所(USHCC)に加盟し、中小企業支援に10万米ドル(約1,100万円)を投じている。

 今回カーギルは、USHLIの高等教育への進学支援プラグラム「Student Leadership Series program」への支援も開始。米国25州で年間8.5万人の高校生を支援する。対象は、米国の高校の高学年生で、募集期間は9月1日から11月30日まで。応募者には、ヒスパニック系文化が自身の生活やリーダーシップに与える影響と、自身のコミュニティへの将来的な貢献計画に関するエッセイの提出が求められる。

【参照ページ】Cargill and ZeroNorth enter a strategic partnership to accelerate the use of digital solutions that decarbonise shipping
【参照ページ】Cargill and Rumba Meats Provide Support for Hispanic Community, Recognizing Hispanic Heritage Month Through Scholarships and Leadership Program for US Hispanic Students and Economic Relief Grants to Small Business Owners

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