三井住友信託銀行と、BNPパリバの保険会社であるカーディフ損害保険は9月3日、三井住友信託銀行の特定の住宅ローン利用者が失業時に最長3ヶ月間の住宅ローン返済額を保険金として支払う特典を追加すると発表した。11月1日から同ローンの利用者が無料で加入できるようになる。
今回のスキームは、三井住友信託銀行の「八大疾病保障特約付住宅ローン」の利用者に対し、カーディフ損害保険が失業1回につき最長3ヶ月間、ローン返済額と同額の保険金を住宅ローン利用者に支払うというもの。同ローンは、従来は、八大疾病に罹患し、所定の条件に該当したときにローン返済を保障していたが、今回失業も保障対象に加えた形。
カーディフ生命保険が2019年に実施した調査によると、住宅ローン利用者の約7割が返済に不安を抱えており、そのうち4人に1人は「失業」を不安視しているという。今回の保障により、住宅購入を後押しするとともに、同社の住宅ローンの競争力も高める狙いがあるとみられる。
三井住友信託銀行とカーディフ損害保険は、2006年から保障特約付住宅ローン商品の開発で協働している。
【参照ページ】八大疾病保障特約付住宅ローンの保障内容の拡大について
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