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【オーストラリア】企業年金Cbus Super、2050年までのポートフォリオCO2ゼロ。2030年までに45%減

 オーストラリアの建築業界企業年金基金Cbus Superは8月31日、2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにするシナリオと整合性のある投資ポートフォリオを実現することにコミットするイニシアチブ「Net-Zero Asset Owner Alliance(NZAOA)」に署名したと発表した。Cbus Superの運用資産は540億オーストラリアドル(約4.2兆円)。

 同イニシアチブは、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)と国連責任投資原則(PRI)と共同で運営。Cbus Superの署名により、全部で29のアセットオーナーが署名したことになる。29機関の運用資産総額は5兆米ドル(約530兆円)。

 Cbus Superは8月26日、2030年までに運用ポートフォリオのカーボンフットプリントを総量で2010年比45%削減する目標を設定。同目標は、パリ協定での1.5℃目標と整合性のある科学的根拠に基づく目標として設定された。具体的なアクションはアセットクラス毎に設定し、達成に向けては「座礁資産」フレームワークを採用。化石燃料エクスポージャーを大幅に下げに行く。

【参照ページ】CBUS IS FIRST AUSTRALIAN MEMBER OF UN-CONVENED NET-ZERO ASSET OWNER ALLIANCE
【参照ページ】Cbus sets strong 2030 target in revamped Climate Road Map

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