ドイツ消費財大手ヘンケルは8月25日、ヘアケアブランド「シュワルツコフ」の主力トリートメント商品「Gliss Kur」のリニューアルを発表。植物由来成分の構成比率を96%にまで引き上げ、製品容器でも再生素材割合を大幅に高めた。8月中にドイツでの販売を開始した。
Gliss Kurは、同社のロングセラー商品。今回のリニューアルで成分も大幅に変更した。機能性原料のプレバイオティック活性成分、液体ケラチン、オメガ9、アミノ酸、液体たんぱく質、UVフィルター、オメガプレックス、ビオチン複合体、抗酸化複合体、植物幹細胞複合体に加え、フローラルネクター、アサイー、牡丹、マルラオイル、パールセラム、アルガンオイル、ブラジルナッツ、ローズウォーター、モリンガの種、オプンティア・ウルガリスと配合。髪のトリートメント効果を高めた。
容器には、ポリエチレン製の容器では、リサイクルした再生素材の割合を30%に、ポリエチレンテレフタレート(PET)製の容器では再生素材の割合を100%にまで引き上げた。また、いずれも100%リサイクル可能で、金属箔の利用量を削減しリサイクルの工程を削減することにもつながった。さらに、ボトルのキャップもカーボンフリー素材に切り替えたことで、リサイクル施設での検出や分類が100%可能になったという。
【参照ページ】The Hair Repair Expert Reinvented!
【画像】Henkel
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