Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アメリカ】エレン・マッカーサー財団、U.S. Plastics Pact発足。食品・消費財・小売大手等60法人加盟

 サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団が運営するイニシアチブ「Plastics Pact」は8月25日、米環境NGOのRecycling Partnershipおよび世界自然保護基金(WWF)と協働し、米国向けイニシアチブ「U.S. Plastics Pact」を発足したと発表した。60以上の企業・団体が加盟した。

 U.S. Plastics Pactの加盟企業は、ユニリーバ、ダノン、ネスレ、コカ・コーラ・カンパニー、ロレアル米国法人、ウォルマート、ターゲット、マース、モルソン・クアーズ、モンデリーズ・インターナショナル、キンバリークラーク、レキットベンキーザー等。他にも、米国飲料協会、プラスチック・リサイクル協会、全米廃棄物・リサイクル協会、The Ocean Conservancy、サステナビリティ・コンソーシアム、リサイクル・再利用推進大手テラサイクル等が加盟し、三菱ケミカルホールディングスのグループ内シンクタンク地球快適化インスティテュートとアリゾナ州立大学の共同研究センター「The Global KAITEKI Center」も加盟した。

 U.S. Plastics Pactは、2021年までに、「問題あり」または「無駄」と特定したプラスチック容器・包装のリストを定義し、2025年までに同リストのプラスチック容器・包装を排除するための対策を講ずる。また、2025年までにすべてのプラスチック容器・包装を100%再利用可能、リサイクル可能、堆肥化可能にする他、プラスチック容器・包装の50%を実際に有効にリサイクルまたは堆肥化するとした。さらに、2025年までにプラスチック容器・包装の原料のうち平均30%を、再生素材または植物由来のものに切り替える。これらの目標に対する進捗状況を年次報告する。

 エレン・マッカーサー財団は、各地の「Plastics Pact」を結束するための組織「Plastics Pact Network」を運営しており、U.S. Plastics Pactの他には、欧州全域、英国、フランス、オランダ、ポルトガル、チリ、南アフリカにも国別Plastics Pactが組成されている。

【参照ページ】The US launches a national Plastics Pact, supported by all sectors
【参照ページ】What is the U.S. Plastics Pact?

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。