米サラダ外食大手Just Saladは、9月21日に始まる「Climate Week」までに、メニュー品の全商品にカーボンフットプリントを表示すると発表した。これまら商品に消費カロリーを表示する試みはあったが、カーボンフットプリントを全商品に表示するのは同社が全米初。
同社は2006年にニューヨークで創業。製品カーボンフットプリントの表示は、サステナビリティ戦略にとっての柱となると考え、今回のアクションに至った。カーボンフットプリントの算出は、ニューヨーク大学スターン・ビジネス・スクールの学生とともに「スターン・ソリューション・プロジェクト」の一環で実施する。
同社は、サステナビリティの重視。2017年には使い捨てではない再利用容器の提供を開始し、米環境保護庁から「WasteWise Award」を受賞した。2018年からは、再利用容器を利用者に対し、トッピングを一品無料にするサービスを開始。2019年からは、ビヨンド・ミートを使ったバーガー商品の提供を開始しており、2022年までに植物由来チーズの提供も開始することを宣言している。
米国では、生活の中で気候変動を重んじる「クライメイタリアニズム」を提唱する動きが徐々に強まってきている。
【参照ページ】Just Salad to be First U.S. Restaurant Chain to Carbon Label its Menu
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