環境省は8月4日、環境インフラの海外展開に積極的に取り組む民間企業や各関係者の活動を後押しする枠組みとして、「環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPESI)」を発足したと発表した。環境インフラの製造企業、販売企業、コンサルタント企業等の企業や自治体、金融機関等からの参加を募る。
同プラットフォームは、2017年7月に策定された「環境インフラ海外展開基本戦略」や、2020年7月に作成された「インフラ海外展開に関する新戦略の骨子」に基づくもの。環境インフラの海外展開を更に加速することを狙いとしている。
同プラットフォームは、外国ニーズ等の現地情報を集積することで各関係者がリーチしにくい情報へのアクセス支援を行うとともに、関係者間のコーディネーション及びビジネスマッチング機会を創出。相手ニーズを踏まえた案件形成から設備導入に至るプロセスを効率的・効果的に進め、自律的な民間企業プロジェクトの創出を加速させるとしている。
また、環境省がこれまで個別に実施してきた二国間クレジット制度(JCM)設備補助事業や脱炭素化のための都市間連携事業等の案件形成支援、ソフトインフラの整備等の案件形成のための環境整備支援等についても、情報提供を行っていく。
【参照ページ】環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPESI)への企業・地方公共団体などの募集について
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