韓国バイオシミラー大手セルトリオンは8月5日、仁川広域市の埋立新都市「松島新都市」に、グローバル・バイオ・イノベーション・クラスターを創設すると発表した。仁川広域市政府と合意した。
同クラスターは、グローバル規模の韓国内外のバイオヘルスケア関連企業の集積地を目指す。セルトリオンと仁川広域市政府は、バイオ・ヘルスケア・イノベーションの中心とするための基金を共同で設立。また、人材育成のための「バイオ・プロセス・スペシャリスト・センター」も共同で立ち上げる。セルトリオンも第3工場を同地に建設する。
セルトリオンは、2030年までにバイオ医薬品の分野に40兆ウォン(約3.6兆円)を投資する計画を定めた「セルトリオン・グループ・ビジョン2030」を掲げ、バイオ医薬品そのものに25兆ウォン、化学医薬品に10兆ウォン、ユビキタスヘルスケアに5兆ウォンを投資すると表明した。仁川広域市政府も実務者レベルでの委員会を設置し、セルトリオンのビジョン達成をサポートする考え。
セルトリオンは2002年創業で、仁川広域市に本社を置き、同市の関係が深い。韓国証券取引所に上場している。
【参照ページ】셀트리온-인천광역시, 바이오 혁신 클러스터 조성 업무협약 체결
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