横河電機は7月30日、バイオエコノミー関連の事業基盤確立に向け、市場分析や市場開拓活動および先端バイオ関連技術の導入を迅速かつ積極的に行うため、現地完全子会社ヨコガワ・イノベーション・スイスを6月26日に設立したことを明らかにした。8月から業務を開始した。
同法人は、スイスのアルシュヴィルに設立。欧州のバイオテクノロジーやライフサイエンス関連ビジネスの中心都市であるバーゼルに隣接しており、情報のキャッチアップがしやすい立地。同社は設立に際し、「スイスは、グローバル競争力が高く、優秀な人財が集積している」と説明した。
バイオエコノミーは、気候変動対策の一環として、今後急成長すると言われている分野。特にEUが政策誘導しており、欧州での発展が期待されている。同社はすでに、微細藻類の生産と活用に強みをもつスペインのAlgaEnergy(アルガエナジー)にも出資している。
【参照ページ】バイオ事業の拠点としてスイスに「ヨコガワ・イノベーション・スイス」を設立
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