デンマーク製薬大手ノボノルディスクは8月3日、2020年までに事業電力を100%再生可能エネルギーに切り替えるとしていた同社の目標を達成したと発表した。同社はRE100にも加盟。世界中の事業電力を100%再生可能エネルギーに切り替えることに成功した。
同社は今回、次の目標として2030年までに自社事業全ての二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を新たに掲げた。その実現に向けサーキュラーエコノミー化を実現する戦略「Circular for Zero」を提唱している。同戦略では、省資源を徹底した上で、廃棄物を再資源化していく。そのためサプライヤーとの協働も強化する。
Circular for Zero戦略では、具体的に3つのアクションの柱を設定した。
- サーキュラー・カンパニー:埋立廃棄物ゼロ、水ロスゼロ、エネルギーロスゼロ、資源ロスゼロ
- サーキュラー・サプライ:サーキュラービジネスモデルへの転換をサプライヤーに促し、リサイクルや排出ゼロ素材・資源を活用
- サーキュラー・製品:製品の再利用やリサイクルを実現するソリューションを開発
【参照ページ】NOVO NORDISK ACHIEVES RE100 TARGET OF 100% RENEWABLE POWER
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