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【日本】ファミマ、廃食油をディーゼル配送車両燃料に活用。ユーグレナと協働。CO2削減

 ファミリーマートとユーグレナは7月31日、ファミリーマートの一部店舗の使用済み食用油(廃油)の原料を活用した「ユーグレナバイオディーゼル燃料」をファミリーマートの配送車両に使用すると発表した。

 今回のアクションは、廃油を活用しバイオディーゼル燃料を生産するというもの。横浜市内の2店舗で使用した食用油(廃油)を、横浜市鶴見区にあるユーグレナの日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントに運ぶ。そこで、ミドリムシ由来の微細藻類油脂と廃油を混合し、バイオジェット・ディーゼル燃料を生産する。その後、ファミリーマートの配送車両1台で同燃料を使用する。廃油回収開始は2020年5月から、車両走行開始は8月下旬から。

 ユーグレナのバイオ燃料は、化石燃料を原料とせず、既存の軽油車両エンジンに適用できる。また、食用油も植物由来のため廃油を活用することでバイオディーゼルを生産できる。そのため二酸化炭素排出量を削減できる。

 一方、バイオ燃料は、食品との競合性の問題や、植物生産での環境破壊の問題が指摘されているが、ミドリムシや廃油では、それらの問題を回避できる。

 横浜市とユーグレナは2019年7月から「バイオ燃料地産地消プロジェクト」に取り組んでおり、今回のプロジェクトは、エネルギーの地産地消化の意義もある。

【参照ページ】ファミリーマート×ユーグレナ社 ユーグレナバイオディーゼル燃料をファミリーマート配送車両で使用

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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