米ESGコンサルティングGovernance & Accountability Instituteは7月16日、S&P500採用企業の2019年のサステナビリティレポート発行状況に関する分析結果を発表した。S&P500企業は、米国時価総額の80%以上を占める。
S&P500企業のうちサステナビリティレポートを発表していた企業は、2011年にはわずか約20%だったが、2012年には53%、2014年には75%、2018年に86%となり、2019年には90%となった。サステナビリティレポートは、ESGレポートや、コーポレート・レスポンシビリティ・レポート等を含めた総称。
参照しているガイドラインでは、GRIスタンダードが圧倒的に多く51%。SASBは14%。気候変動分野では、CDP気候変動に回答している企業が65%で、気候関連財務情報開示(TCFD)ガイドラインに基づく情報開示を行っている企業は5%だった。データの外部保証を取得している企業は29%だった。
国連持続可能な開発目標(SDGs)に沿った報告を行った企業は36%だった。
【参照ページ】90% of S&P 500 Index Companies Publish Sustainability Reports in 2019, G&A Announces in its Latest Annual 2020 Flash Report
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