三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は7月17日、英ESG債券投資運用専業Affirmative Investment Management(AIM)に最大2,500万米ドル(約28億円)出資すると発表した。同社のESG投資拡充の経営方針のため、ESG投資に関するナレッジの提供を受ける。
AIMは、2014年にロンドンで創業。運用資産残高(AUM)は6.5億米ドル(約700億円)。国連持続可能な開発目標(SDGs)にインパクトの出せる債券分野に投資し、さらにインパクトレポートも発行していることで知られる。
SMFGは今回の発表で、「(AIM)は、世界各地の投資家の資金を、経済的リターンを妥協することなく環境及び社会的リターンを生む債券ポートフォリオに運用」「ポートフォリオ運用のみならず、インパクト投資に関する認証、ならびに報告書作成についても幅広い知見を有して(いる)」と出資背景を説明した。
今回の資本提携により、SMFGは、普通株3.9%、優先株21.0%を取得する予定。AIMはSMFGに対し、「ESG/SDGs関連業務推進に向けたアドバイスの提供」「SMBC日興証券を通じ、SMFG取引先の発行体に対するESG/SDGs資金調達に関するアドバイスの提供」「三井住友DSアセットマネジメントを通じた日本の投資家向けESG/SDGsファンド商品供給」を行う。
【参照ページ】SMBCグループとAIM社による資本業務提携に関するお知らせ
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