国際アパレル人権NGOの米・公正労働協会(FLA)は7月13日、新型コロナウイルス・パンデミックでの工場労働者の感染防止策に関するガイダンスを発表した。世界各国では、ロックダウンが解除となり、工場での業務が再開されているが、あらためて感染防止のための労働安全衛生に関する指針をまとめた。
FLAは、アパレル世界大手が多数加盟している。加盟企業には、NIKE、アディダス、プーマ、ニューバランス、パタゴニア、バートン、アンダーアーマー、ヒューゴ・ボス、ネスレ、シンジェンタ、ファーストリテイリング等。アパレル大手は、発展途上国の縫製工場に生産を委託していることが多いため、今回のガイダンスは、発展途上国の委託先工場向けといえる。
今回のガイダンスは、主要国や国際的な組織で発出された情報をまとめる形でガイダンスを策定した。ガイダンスは、清掃・消毒、マスク等の予防措置、感染時対応、会議・出張の取扱、従業員コミュニケーション等、幅広い内容を網羅した。
【参照ページ】COVID-19 PANDEMIC GUIDANCE DOCUMENT
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