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【アメリカ】グーグル、社会支援必要層や高校生のデジタル人材育成でコース創設。支援も拡充

 IT世界大手米グーグルは7月13日、高度または中度のデジタルスキルを教育する新たな「グーグル・キャリア修了証」コースを創設したと発表した。米国人のエンプロイアビリティ向上を支援する。

 今回の修了証プログラムでは、人材不足がさけばれるデジタル人材の育成と、所得向上の双方を狙うもの。まずは、データ・アナリティクス、プロジェクトマネジメント、ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインの3分野で学習コースを設ける。受講に大学の学位は不要。低所得者層に対しては10万人まで奨学金を支給する。同社は、すでに、ITサポートやパイソン活用オートメーション等で修了証を出してきたが、コースを拡充。将来的には、学士相当のコースも提供していく考え。講師はグーグルの実務家が担当。修了すると、同社でインターンできる制度も設ける。

 他にも全米100以上のコミュニティ・カレッジとパートナーシップを結び、全米の高校で「グーグル・キャリア修了証(キャリア・テクニカル教育)」を展開。まずはITサポートのコースを今秋から始める。

 また同社の財団Google.orgからは、女性、退役軍人、社会的支援が必要な人々の就業支援の研修を実施しているYWCA、NPower、JFFに総額1,000万米ドル(約17億円)を寄付することも表明した。

【参照ページ】A digital jobs program to help America's economic recovery

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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