サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団は7月7日、アパレルのサーキュラーエコノミー推進イニシアチブ「Make Fashion Circular」に、Guess、Lee、ノードストローム、Vestiaire Collective、ラングラー、ファーストリテイリングの6社が新たに加盟したと発表した。日本企業の加盟は今回が初。
同イニシアチブは、2017年5月のコペンハーゲン・ファッション・サミットで「Circular Fibres Initiative」として発足。アパレル企業やNGOらが協働し、繊維のサーキュラーエコノミー実現を促進してきた。2018年の同サミットでは、イニシアチブ名称を現在の「Make Fashion Circular」に変更した。
同イニシアチブのコアパートナー企業は、GAP、H&M、インディテックス、PVH(フィリップ・バン・ヒューゼン)、バーバリー、HSBCの6社。Laudes Foundation、MAVA、People's Postcode Lotteryの3団体が、慈善活動パートナーとなっている。
他の一般加盟企業・団体は、アディダス、ケリング、マークス&スペンサー、P&G、ユニリーバ、デュポン、ソルベイ、HP、ステラ・マッカートニー、サルヴァトーレ・フェラガモ、BESTSELLER、C&A、Farfetch、ニューヨーク市衛生局、プライマーク、VFコーポレーション、WLゴア&アソシエイツ、香港繊維アパレル研究開発センター(HKRITA)、ZDHC、ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツ等。
今回加盟のGuess(ゲス)、Lee(リー)、ラングラーの3社は、エレン・マッカーサー財団とファッション業界のデニム専門家40名策定のガイドラインに則り、循環型のジーンズ製造を推進するイニシアチブ「The Jeans Redesign」にも参画。ジーンズの耐用年数を伸長し、簡易にリサイクルでき、環境や製造者の健康にも良い方法での製造に取り組む。
【参照ページ】Make Fashion Circular welcomes six new participants
【参照ページ】Make fashion circular
【参照ページ】The Jeans Redesign
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