Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【中国】AEPWとシノペック、中国での廃プラ削減で協働。マクドナルドもプラ製ストロー使用禁止

 海洋プラスチック削減のためのNGO「Alliance to End Plastic Waste(AEPW)」は6月30日、同NGO加盟のグローバル企業47社と中国石油化工(シノペック)で協働し、中国でのプラスチック廃棄物の削減を促進すると発表した。

 AEPWとシノペックは、長期的な戦略アプローチのため、運営委員会を設置。技術的専門性を集結させ、中国のプラスチック廃棄物管理の改善に寄与するグローバル規模の投資や、地域に根差したソリューションを提供する。

 また、多くの都市やコミュニティが抱える廃棄物管理やリサイクル関連課題について、緩和や削減を目指す地域プロジェクトを特定し、評価。持続可能な慣行の促進や教育、エンゲージメントを行う。

 中国ではプラスチック削減が促進され始めており、ファーストフード世界大手米マクドナルド中国法人も同日、商品包装におけるプラスチック利用削減に注力し、プラスチックストロー利用についても段階的に廃止すると発表した。5月発表の新ブランド「Being the Best Because of Love」に続き、環境保護措置を強化する。

 今回発表のアクションは、まずは北京、上海、広州、深圳の1,000店舗から開始。2020年末までに中国本土全土で適用予定。年間約400tのプラスチック消費削減が期待される。

 同社は過去10年間、グリーン・パッケージへの取り組みを継続。2007年には紙袋への転換で、ビニール袋25億以上を削減し、2010年にはフルーリーの容器を紙に変更し、合計5億個以上のプラスチックカップを削減した。2015年には、ナイフとフォークのサイズ最適化で、プラスチック利用量を約10%削減。2020年には、同社商品の紙容器をすべて100%FSC認証のものに変更する。

【参照ページ】The Alliance to End Plastic Waste and China Petroleum and Chemical Industry Federation Partner to Jointly Tackle Plastic Waste in China
【参照ページ】麦当劳中国宣布逐步停用塑料吸管,预计每年减少400吨塑料

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。