証券取引所世界大手ユーロネクストは6月17日、新たなESG株式インデックス「Euronext Eurozone ESG Large 80(Euronext ESG80)」を設定したと発表した。気候変動を重視した上で、規範軸や業種でのネガティブ・スクリーニングを採用。スコアはVigeo Eirisのスコアを採用した。
同インデックスは、MSCI Europe Large Cap 300インデックス採用企業を投資ユニバースとし、産業分類ベンチマーク(ICB)の業界大分類で、低炭素経済を支援し、気候変動インパクト削減に寄与するエネルギー移行スコア上位の企業を選定。一方、ネガティブスクリーニング条件は、規範軸スクリーニングでは、Vigeo Eirisの社会観点評価が下位20%の企業、ガバナンス観点評価が下位20%の企業、国連グローバル・コンパクト(UNGC)に関して重大な不祥事を抱える企業。業種スクリーニングでは、石炭、たばこ、地雷・クラスター爆弾の関連企業。
流動性の高いMSCI Europe Large Cap 300インデックス採用企業をユニバースとすることで、流動性を確保。また、セクター配分は、Euronext Eurozone 300と同じになるようにする。
【参照ページ】Vigeo Eiris & Euronext launch the Euronext Eurozone ESG Large 80 (ESG80) and associated derivatives to support climate action
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